労災疾病等医学研究とは
独立行政法人労働者健康安全機構は、産業活動に伴い、依然として多くの労働災害が発生している疾病、又は産業構造・職場環境等の変化に伴い、勤労者の新たな健康問題として社会問題化している疾病について、平成25年度まで13分野の課題に対してモデル医療やモデル予防法の研究・開発、普及に取り組んできました。
平成26年度からは、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組むため、3領域に集約化して新たなテーマを設定し、研究を行っています。
平成26年度から取り組んでいる3領域9テーマの研究は、以下のとおりです。
労災疾病等の原因と診断・治療
研究テーマ名 | 研究・開発、普及テーマ | |
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1 | 腰痛 |
社会福祉施設の介護職職員における腰痛の実態調査、画像診断と予防対策
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2 | 運動器外傷機能再建 | 運動器外傷診療の集約化による治療成績向上と早期社会復帰を目指した探索的研究 |
労働者の健康支援
研究テーマ名 | 研究・開発、普及テーマ | |
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3 | 生活習慣病 |
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4 | 睡眠時無呼吸症候群 | 睡眠時無呼吸症候群の診断と治療に関する研究 |
5 | 作業関連疾患 | 手根管症候群患者と作業内容(種類や期間など)との関連に関する研究 |
6 | 就労支援と性差 |
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労災保険給付に係る決定等の迅速・適正化
研究テーマ名 | 研究・開発、普及テーマ | |
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7 | 外傷性高次脳機能障害 | 従来の画像検査では検出できない高次脳機能障害の病態解明とその労災認定基準に関する研究 |
8 | じん肺 |
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9 | アスベスト |
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